みちるのリアル×マビノギ生活

リアルでもマビでも自分らしく生きたい!

泣かせそうな質問、聞かれました。

「先生、好きな歌詞はありますか。」


日本語会話の授業では、フリートークの部分があって、
生徒は必ず質問を用意し、テーマとして先生のうちと話し合います。


「あります。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のEDの最初の歌詞、
『あなたの声が、みちしるべ』です。」

茅原実里「みちしるべ」 MV Full Size 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ED主題歌 / "violet-evergarden" Ending Theme Michishirube


と、私が答えました。


うちの場合はね、実は母でなくて、父こそ教育当番でした。
音楽鑑賞、マナー、しつけ、価値観まで、すべて全部父が教えてくれたのです。
だから、私は父の好きだった戦争映画が好きだし、父の好きだった洋楽も好きだし、
父の好きだった西洋料理も好きだし、父の好きだった切手収集も好きだし…
いいところでもよくないところでもそっくり、まるで父のコピーのようです。
というわけで、考え方も男っぽく、母が育ててきた兄とぜんぜん違う性格になりました。
「もしお子さんの性別は逆にすれば完璧ですけれどね…」
始めて会った四柱推命の先生もそう言ったほど、ぜんぜん性別が反対する性格です。


よく喧嘩するとか日常生活に支障がたまに出ても、
この頭が固い性格のおかげで(?)社長になりました。
そしてうちを大切にする主人と結婚できるようになりました。
(義理の母はいろいろ苦しんでいるけれど^^;)


だから、父の教えが、うちの導きになってきました。
父の、この短い人生に起こった、正しいことも、間違えたことも、
全部うちの「教材」になり、支えてくれました。
だから、父のことに怒っていても、恨みや憎みはぜんぜんありません。


うちはできるだけ簡単で泣きそうもない言葉で生徒に説明しました。


それを聞いた生徒は、
ネットミーティングのせいでよく見えなかったけれど、
涙が出そうだったのです。


そしてうちは(もしくは両方とも?)少し気持ちを調整し、
好きな歌詞というテーマを続けました。。


彼女の答えは
「僕らを動かせるのは自分だけだろう」です。
(「銀河街の悪夢」より)

SEKAI NO OWARI - RPG @国立競技場 FINAL 最高傑作!


確かに、彼女によると、小さい頃からずっと親のコントロールより育てられ、
自由な生活は味わったことがないそうです。
そのせいか、子供のような反逆の性格に育てられてきたけれども、
母親のような他人を愛する性格もあります。
その矛盾の設定により、いつも変な行動をしてしまい、心配させる子になりました。
その可憐さで冷血と呼ばれるうちにも心を動かせて、
この4年間ずっと彼女に面倒を見ています。


親への思い、そして独立しようとしてもぜんぜんできない気持ち、
それぞれ歌の中から表してくれます。
そしてその歌、その歌詞の好きな人は、必ずそれぞれの物語があります。


それでは、みなさん、好きな歌詞はありますか。

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